睡眠の秘訣。「私、寝ないとダメなんで」

こんにちは流大師の川瀬です。

最近は、Skypeを使って、
朝っぱらから座禅会をしておりまして、
終わった後のチャットで盛り上がった「睡眠の話し」をしたいと思います。

 

チャットをしていたら
睡眠とか身近な話題に関心があるようで、
色んな質問をもらいました。

その始まりは、
睡眠サイクルと計るアプリを使ってみたから、
そのグラフの解説をしてくれと。

 

そんなタダ働きを日夜おこない馬車馬のように働いてるわけで。
そもそも、睡眠アプリを入れた理由を聞くと…

 

「私、寝ないとダメな人なんで、睡眠の質を上げたらもっと頑張れるのかな?」って思たんです。

この話しを聞いて….

 

またかと。

 

またこのタイプかと。

 

睡眠のことに関心がある人はこのセリフをよく口にします。

 

「 私、寝ないとダメな人なんで」

 

寝起きの悪さとか、起きてもあまり疲れが取れてないとか、
エンジンがかかりにくい…

コレを言う人の、
寝ているのにエンジンがかからない原因は、
ほぼほぼ睡眠不足とは別のとこにあります。。。

 

ではいってみましょー!
睡眠Lessonの始まりです。

 

10時間寝ないとダメだと言う猛者への睡眠トレーニング

 

今回の質問をくれた女性は、
ピチピチの27歳女性。

本人が言うには、
10時間寝ないとダメらしく、
そんな睡眠の質が低い人の為の楽して睡眠の質を上げる方法を教えました。

 

秘訣その1:10時間寝るとバカになる
秘訣その2:寝足りないのは思い込みと知るべし
秘訣その3:BIGな食事を心がける

 

この3つですね。
今回はこの秘訣その1について話していきたなと。

 

 

もうそのまんまですよ。
10時間も寝ると「バカ」になる(笑)

それを聞いた某女性はショックを受けていましたが、
でも大丈夫アインシュタインは10時間寝てロングスリーパーだったので、
天才ならばOKでしょう。

 

しかし、研究結果で我ら普通の人間は、
7〜8時間を超えた辺りから、睡眠のサイクルが浅くなって、
脳が起きている浅い睡眠が続くようになります。

 

長く寝ていると、
ちょっとした音で起きてまた寝る。そんな緩〜い眠りですよね?

 

この睡眠が続くと、
脳は起きてるのに体が寝てる中途半端な状態で、
この時間が長いと自律神経の乱れやホルモン調節が上手くいかなくなり…

脳細胞がダメージを受けて、「脳の老い」が早くなります。

 

 

睡眠不足は美容の大敵でも、
寝過ぎも美容の大敵でもあるんですね。

寝ることが嫌いって人はあんまりいないと思うんですよ。
だって楽じゃないですか(笑)

寝ることにエネルギーを一点集中させてる人って、
あんまりいないと思うんです。
美容を理由に睡眠を楽しんでる人をいっぱいますし。

でも、無駄に睡眠時間の「時間」のカウントばかりする人がいるので、
そんなことは関係なくて、

睡眠によって脳の疲労が起こることで、
記憶力、集中力が落ちて学力の著しい低下が出てしまいます。

 

この脳疲労が寝たのに「エンジン」がかからない状態です。

 

 

睡眠にはサイクルがあって、

・ノンレム睡眠(深い眠り)
・レム睡眠(浅い眠り)

の2つがあります。

 

なんか似たような言葉が続くから、
もっと分かりやすく違う言葉にしてくれたらいいのに…
と思ったはの僕だけでしょうか?

 

まぁそんなことはさておき、

90分サイクルで、
深い眠り→浅い眠り→深い眠り→の周期があるから90分ごとに計算して、
浅い眠りの時に起きることが秘密の快眠術だ!!と聞いたことがある人は多いと思います。

この90分というのは数字は面白いもので、
この周期は起きてる昼間にも存在するんです。

 

胃の運動にも90分周期があり、お腹が空いてなくても、食べ物をつまんだり、水分を含みたくなる口唇性行動にも90分周期があります。

ふと新しいことが浮かぶ、作業が効率よくできる認知とか行動にも90分サイクルがあるんです。

で、実際に睡眠90分サイクルを実践した人は多いと思うし、
話しを聞いてても沢山いました。

 

で…

どうでした??

 

皆の話しを聞いてると、
上手くいかない人達ばかりなんですよ。

 

そらそうで、
これはただの数字上のことであってただの統計学です。

 

睡眠には覚醒を含めて5段階あって、深い睡眠と言われてる、「4」に突入するのに、
45分かかると言われていて、そこから「1〜2」の浅い睡眠段階に戻っていくのに45分かかり、合わせて90分。

※睡眠の五段階
スクリーンショット 2015-04-04 19.04.57

 

色んな人の睡眠の統計とかアプリを見させてもらっても、
最初の入眠からは上手く「4」まで入っても、

2サイクル3サイクル目では、そんなに深く入ることができていません。
朝方まで「2〜3」の段階をウロウロしているレム睡眠が続いてるんです。

ここをズン!と深く入れば10時間も寝る必要もないし、
浅い睡眠が続いて脳を疲れさせる必要もない。

 

ここが睡眠の質を上げるポイントになってきます。

 

それに、
10時間寝るとバカになるもう一つの原因は、
重力のかかりにくい楽な姿勢で長くいるからです。

僕も寝るのは好きなので、
いいよ!って言ってくれるならずっと寝てたい(笑)
共感してくれるか分からないけど、雨の日の少し湿った布団でゴロゴロするのはたまらんです(笑)

そんなゴロゴロしてる時も、
睡眠中に行ってる行動は「酸素を吸う」ことで、
この酸素を最も消費するのが「脳」で、体内も20%以上も独り占めしています。

空気の綺麗なトコに行くと頭がスッキリするように、
酸素を取り入得れると脳が喜びます。

その脳に酸素をガンガン送っているのが、
何気に使っている手足の筋肉で、

その筋肉の重要性が分かるのが「宇宙」なんです。

 

アルマゲドンって映画を知ってますか?
ブルース・ウィルス主演のSF超大作で、
隕石が降ってくるから、穴掘り名人達を宇宙に送って爆発させる映画です。

その中で、色んなアクシデントがあり、
誰かが宇宙に残って、隕石を爆発させる為に核爆弾のスイッチを押さないといけな。
それを愛する娘のフィアンセにやらせる訳にはいかない…

と感動的なシーンがあって、
無事に帰還してきた英雄のシーンがコレ。

スクリーンショット 2015-04-04 23.37.18

 

こんな風に歩けるはずがない。

 

 

このシーンなんかは、無重力から解放されたばかりなのに、
フィアンセを見たからって、走ってます。

スクリーンショット 2015-04-04 23.37.33

 

これはもう人間の姿ではないですね。

 

 

感動的でいいんですけど、
無重力の中で長期生活をすると、

・足は鳥のように細くなる
・血圧を調整できなくなる
・何を食べてもおいしくなくなる
・腸の動きが悪くなる
・眠りが浅くなる

と散々な状態で、よちよち歩きしかできないのが宇宙なんです。
だって、成人男性で1ヶ月いると、老人の1年以上消費していく骨が無くなるんですよ。
それを運動することで、キープしてるんですね。

筋肉のポンプの作用を使わないと脳に酸素がいかないんです/b>

 

ここで、話しをまとめてみましょう。
つまり、10時間寝ると動く時間が減るし脳が疲れちゃって老いていくからバカなってしまう。

その為には、2〜3サイクル目でもいかに深い睡眠入るかがコツ。

それは、

・筋肉への刺激
・酸素の質
・寝る前は何をしていたのか

90分サイクルもやっぱり個人差があるし、睡眠に入るまでが重要で、
睡眠は4時間半〜5時間取れば質の高い睡眠にできると思います。

 

ぐっと睡眠を濃縮させることができれば脳の老化も減らすことができるし、
より活発にエンジンが働いてくれるので、

次は秘訣その2で、具体的な方法とかを書いていきたいと思います。
とりあえず今回はこれで。

ではでは。
 
 

川瀬のエネルギー研究所

 








 
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