丙午の火に乗る人、焼かれる人
2026年も折り返しに入って、周りの人たちと話していると、同じような声をよく聞く。
「前半、なんだか訳がわからないうちに過ぎてしまった」
「頭ではわかっているのに、体が動かない」
「変化が速すぎて、自分だけ置いていかれた気がする」
もしひとつでも当てはまるなら、安心してほしい。
それはあなたの努力不足でも、能力の問題でもなく、単純に「タイプ」の話。
結論から言うと、2026年は前半と後半で、運気の流れがくっきり二分割されています。
そして、前半しんどかった人ほど、後半が本番になる。
私自身も完全に後半型なので、この記事では「後半をどう動くか」に絞って書いていこうと思います。
2026年は「二分割」の年
運気の流れには、大気の流れのような大きな方向性があります。
そこに社会全体の空気感が混じり、人の動きや、AIをはじめとしたたくさんの情報発信の風が重なって、ミルフィーユ状に渦を巻いている。私たちはみんな、その影響を受けています。
その大きな流れで見たとき、今年ははっきり前期と後期に分かれている。
年によっては三分割のときもあるし、あまりないですが四分割になる年もある。今年はたまたま、きれいに二つです。
本当に流れが変わってくるのは、9月。
そして7月・8月が「谷間」にあたります(本当の谷底は7月)。
この7月・8月をどのように過ごすか。
正確には、どのように捉えるかで、2026年後半はもちろん、2027年がめちゃくちゃ変わります。
ここが本番に近い、と思ってもらっていい。
丙午(ひのえうま)の火と風
2026年は干支でいうと丙午。60年に一度の、火のエネルギーが一番強い年。
火が強く燃えれば、熱風が起こる。灰が飛んでいくくらいの、強い風です。
だから前半は、とにかく流れが強かった。
ゴーッと燃えていく勢いに乗れた人はめちゃくちゃ動けただろうし、
逆に、外側の動きだけじゃなく、心の奥に溜まっていたものが吹き出して、「自分をどう扱っていいのかわからない」という状態になった人も、結構いたと思います。
火に風に煽られまくってるけど動けないから、取り残されてる感覚が強く出た人もいたでしょう。同じ火なのに、追い風にもなるし、自分を焼いてしまうこともある。
この丙午の勢いに「使われる側」ではなく「使う側」にどう回っていくのか。それがこの記事のテーマです。
あなたは陰タイプ? 陽タイプ?
2026年の特徴は、タイプが完全に分かれているところ。
前半が良かった人は「陰タイプ」。
暗いとかネガティブとか、そういう意味ではないですよ。エネルギーの質の話です。
もともと積み上げてきた経験や、得意なこと、人とのつながりを持っていたり、それをうまく使えないまま抱えていたりして、普段はなかなか動けなかった人。
そういう人が、前半の強い風にうまく乗せてもらった。「自分以上の何かに押される感じで、流れにどんどん乗れた気がする」
そんな人は前半型です。
陰タイプの人へ、ひとつだけ。
前より何か勢い落ちたなーーー?と思ったら、来年を見据えた準備に軸足を傾けつつ、2026年そのものの強い力には、波乗りジョニーのように乗っておく。それくらいで大丈夫。詳しくはまたどこかで話すかもしれません。)
一方の「陽タイプ」は、風が強すぎて前半はコントロールできなかった人が大半です。
わちゃわちゃわちゃわちゃして、「前半、なんだったんだ……」となっている人です。
その特徴のひとつは、
頭ではわかってるんだけど、できない………。
頭と体がリンクしない不一致。思ってることとやってることが揃わない。
言行一致が伴わず、葛藤が強く出た人。今回、多数いたと思います。それくらい前半は流れが強く、不思議な流れでした。
ちなみに私の周りにいる人の9割がこの後半型。そして私自身も陽タイプです。
正直、前半は「なんじゃこの流れは」と、目まぐるしさに面食らっていました。
だからここからは、陽タイプ=後半型に特化して話していきます。
2026年は「変化の年」ではなく「開運の年」
7月・8月に向けて考えておいてほしいのは、前半とはまったく違う動きをすること。
自分を開き出すことです。
といっても、「新しいことを始めましょう」という話ではなくて。
2026年を一言で表すなら、変化の年ではなく、開運する年なんです。
どういう意味か。
変化というのは、ある種、今を否定する動きです。
「このままじゃダメだから変わらなきゃ」と、今を否定しながら反発しながらも強い力で変えていく。動的な動き。
開運は違います。
開く。オープンになる。
自分をどれだけオープンにさせて、流れそのものに抗わないか。未来への好奇心(もっと面白い流れを招き入れたい)を中心に据える。
変化が「壊して、違うものに変わる」ことなら、
開運は「新しいこと掴んじゃうぞ」という開放的なノリのイメージです。
情報は集めるのに、人に会いに行かない
具体例をひとつ、私自身の話で。
私は昔、何かしたいことがあると、情報はたくさん集めるのに、その情報を発信している「人」に直接会いに行かない、ということが結構ありました。
オンラインの商品やコンテンツは山ほど手に入れるのに、その情報源の人には会いに行かない。
なぜか。
どこかに、恐れがあるんですね。
見られたくない姿があるとか、自己開示することで向き合いたくない一面に気づいちゃうとか。
そこでグルグルグルグル情報だけ増やしても、あんまり意味がない。
結局なぜそういう行動をとっていたかというと、人から教わることへの、自分自身の「ブロック」と呼ばれる囚われがあったからです。
ブロックというのは、「これがダメだから動けない」というものではなく、昔は役に立った、と思っている思い込みのこと。
「こんなこと言っちゃいけない」「こんなこと思っちゃいけない」。
それがあったからこそ、これまである種うまくやってこれた。今まで自分を守ってくれたものだから、良いも悪いもない。
ただ、これから動く未来には、合わなくなってしまったもの。
だから2026年の「開運」を考えるなら、ここはめちゃめちゃ外していったほうがいい。
外し方の話はここではしませんが、まず「自分の中にそれがある」という前提を自覚だけで6割は取れて、見える景色が変わります。
私自身、2026年の運気の流れを見越して、2025年からこの動きを徹底的に変えました。
とにかく人に直接会いに行き、移動しました。
これまで出会ったことがない分野の人に会うために、その仲介になってる人とコンタクトをとって、異次元的に能力の高い人、世界的な異能者、もっと大きな世界を見ている人、意味不明なくらいの大富豪。
それに、疎遠になってしまっていた人にも、自分から連絡して会いに行きました。
結構、勇気がいりましたよ。
6年前まで、4年間くらい一緒に活動をしていたんだけど、それぞれが独立して。意識をしながらも会うことはない。なんか変な関係になってしまっていた、絡まった縁起を解きに彼の元に会いにいったんです。
会ってしまえば、何でもっと早く連絡をしなかったのか、帰り道にも思うことがいっぱいあって、自分の中に点で留まっていたことが繋がり、素晴らしい時間でした。
あなたにも、そんな絡まった縁起はないですか?
解くなら今がタイミングです。
運が付く。という言葉があるように、運気は自分の中にありエネルギーとして存在するけども、動きのキッカケは必ず、人が持ってくるんです。
まずは「開運慣れ」——毎日ひとつ、自分をずらす
では、後半、具体的にどう動いていくか。
一番簡単で、一番シンプルなのは——世の中がこれだけ動いているんだから、開運慣れ、開き慣れしちゃおうよ、ということです。
これまでと違うことを、ちっちゃなことでいいからしていく。これがすごく効果的です。
本当に何でもいいんですよ。毎日世の中は変わっているんだから、私も毎日変わったらいい。
・帰り道を変えてみる
・いつもと違うものを買ってみる
・家事の順番を変えてみる
・使っていないお皿を出してみる
・いつもと違う飲み物にする
・ルーティンがあるなら、あえて壊す
・利き手と逆の手でご飯を食べてみる(脳が刺激されて結構いいかも)
1円もかかりません、こんなこと。
2026年は、変化のスピードがベースとしてとても強い年です。
「変わってください」と言われたら、しんどいじゃないですか。
しんどいから、毎日ひとつずつ自分をズラす。
変化そのものを、通常運転にしてしまうんです。
マリオ理論
これ、最初はゲーム感覚でやってもらったらいいんです。
失敗しても、別になんてことない。そもそもゲームだと。
スーパーマリオで穴に落ちたとき、「うわー、人生終わった」とは思わないでしょう。「もう一回やろう」と思うだけ。ゲームだから。
ロールプレイングなら、「今日はいつもと違うところを探索してみよう」「新しい発見があるかもしれない」と普通に思うわけじゃないですか。
だったら、新しい発見を取りに行けばいい。
「私はマリオになった」「RPGの世界に生きてるぞ」という感覚。
冗談みたいですが、2026年後半は、この感覚が結構重要です。
「苦手」はやる。「嫌」はステイ。
小さくズラすことに慣れてきたら、次は少しだけ負荷を上げます。
これまでと違う行動を取りに行くとき、必ず出てくるのが「うっ……」という感覚です。
今「嫌だな」と思うのは、過去の自分の判断が反応しているだけ。やったことがないか、その事柄に何かしらネガティブな気持ちを乗せているか。
でも、「うっ」と思いながらも、「なぜそれを感じるのか」「なぜ嫌なのか」に耳を傾けながら、止まらずに動いていく。
これが、2026年後半では、とーっても大事です。
具体的には、「ちょっと嫌だな」と思う行動を、毎日とは言いませんが、週に1回でもいいからやってみてください。
ここで、判断の基準をひとつ。
「苦手」と「嫌」は、全然違います。
何かを前にした瞬間、パッと出てくる言葉で判断してください。
「それ、苦手なんですよ」と出てきたら、、、やりましょう。3回やってみてください。
3回というのが大事。
苦手というのは、ほとんどが決めつけです。過去の判断から、勝手に捏造していることがほとんどだから。
1回目は腰が重くても、だいたい3〜4回やると、怖さはガクッと減ります。
2回目は1回目より絶対うまいし、3回目はもっとうまくなる。
そして、できれば間を空けないこと。
週1と言いましたが、本当にできるなら、朝・昼・晩、1日で終わらせるくらいでいい。
間を空けると、怖い時間が長くなるだけなので。一気に済ませる。
丙午の火は、前半・後半で燃え方は変わっても、上昇気流であることは変わりません。
その気流に乗るには、できるだけ間隔を空けないことが、すごく大事なんです。
一方、「生理的に嫌」「もう拒否」という場合は、いったんステイでOK。
やめてみてもいいし、見方を変えてみてもいい。
私も面談などで話を聞いているときは、その人が「苦手」で拒否っているのか、「嫌」で拒否っているのか。使っている言葉、表情、雰囲気、エネルギー、流れている運気を見ています。
嫌だな、怖いな、と思ったら——どっちだ?
苦手なら、やっちゃいましょう。
大丈夫。マリオ理論で、死にませんから。
それでも動けないときは——「設定の解除」
最後に。
「本当にやろうと思っても、動けないんです」という人が、必ず出てきます。
というか、当たり前です。
思考が止まるくらい、どうしてもザワザワする。あれは言ってみれば「呪い」であり、自分にかかっている「設定」なんです。
今、この設定を解除するということをかなり促していて、設定を解除できるエネルギーを使いながら「設定の解除」というものをやっています。
思考が止まる、絶対無理、そう感じることがあったら、それこそ設定を解除するタイミング。
近々、この「設定の解除」をそのままやる、小さなプチ企画を用意しようと思っています。
この記事を読んで自分を動かそうとしたときに、「どうしてもここで止まってしまう」というものが見つかったら、ぜひそれに参加してもらえたらと思います。
……しれっと次の企画の宣伝に入りましたが。
まとめ——納得を求めない
2026年、開運の年に何が最重要か。
一言で言うなら、「納得を求めない」ことです。
納得というのは、過去の判断・ジャッジに、今の自分を合わせにいく姿。開運=開いていく年に、そんなものはどうでもいい。
開運の種を、軽やかにまく。
手紙を出す、会いに行く、これまでやってこなかったことをする。
「苦手」は3回やる。「嫌」はステイ。
スピードは上げようとしない。
スピードを上げようと思うこと自体が執着で、失速します。軽くなっていれば、スピードは勝手に出るものだから。
やってこなかったことの、変化のリターンがとんでもなく大きい。それが2026年です。
それからもうひとつ。今年は「欲」も大事です。
欲があるから、うずうずして、動いていける。ポイントは下丹田が疼く感覚。胸じゃなくて下っ腹です。
欲に従うには、ある意味「許可」が要ります。
心を軽くして、開いて、進んでいく。
陽タイプのあなたにとって、ここからが本番です。
強いウェーブは、もう来ています。あとは、乗れるくらい軽くなっておくだけ。
そして実は、ここからが開運の「本丸」です。
運気を変えたいなら、「私」を変えるんじゃない。まわりを変える。
鍵になるのは「縁起」と、あなたの親。
長くなるので、続きは次の記事に分けました。
↓また後日アップします
▶︎ 運気を変えたいなら、「私」を変えるな——親に「愛してる」と言いに行った話(記事リンク)
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