集中力を椅子でアップする方法(ワークチェアー編1)

ここ数ヶ月、集中力や作業効率をあげるために、仕事環境の最適化を目指し、仕事用の椅子を調べまくった。

仕事なり勉強をするならば、エネルギーロスは極力なくしたいし、無駄なエネルギーを使いたくない。要は効率性を高めたい。

Googleでも「yogibo」を導入して生産性を高めてるのは有名な話だけど、あれは沈み込み過ぎて、よっぽど体幹が強くないと、長時間のパソコン作業にはむいてない。

リラックスしていい気分のまま良いアイデアを出すには向いてるかもしれないけど、集中力を高める椅子としては不向き。





疲労感に直結するから長時間のデスクワークをするならば、椅子にはマジでこだわった方がいい。

なぜに、椅子にこだわった方がいいかというと…


崩壊した椅子で集中力がダウン


長きに渡り元々使っていた思い出深い椅子の 背もたれがボッキっと折れてしまった。誰がどう見ても御臨終ともいえる角度に倒れ込んでしまった。

あまりの崩壊具合に楽しくなり、新調するまでの期間座ってみたが、とんでもない疲労感に襲われた。肩が腰が痛くなるし、身体の緊張が気になって集中できない。


ここまで生産性が落ちるものかと痛感したからこそ、逆に、椅子によって集中力や効率性、パフォーマンスを大きく向上できるのではないか?この疑問を解消するために、ワークチェアの検証が始まったのです。


オフィスチェアーはパソコンで仕事をする人には必須



改めてもう一度言おう。

壊れた椅子に座ったから分かる。 椅子は集中力に直結したアイテムである。

集中力が極端に削がれた理由は、壊れた椅子に座ったことで、体の軸が乱れ「腹圧」のバランスが狂い、身体の余計な緊張にエネルギーが奪われたから。



腹圧が低下すると、背骨のアーチを支えることが難しくなる。すると内臓の位置が変形して呼吸力が落ちて、脳への酸素供給が集中力落ちる負のスパイラルが生まれる。

勉強や仕事で使う大事な「脳」がフル回転するために必要な酸素供給の肝は「腹圧」の強さなのだ。


座位で「腹圧」を保つには、背骨をがっちり支えて姿勢を安定させること。呼吸しやすい環境が作られることで集中力がアップする。


一般的な椅子を選ぶ基準は、座り心地を決める座面のクッション性と、背面をホールドする背もたれの心地よさで決めと思う。だが違う。

考えるべきは「腹圧を長時間保てる椅子か」。腹圧を保つには「ABCD」の固定と、柔らかすぎたり硬すぎる素材はNG。

アーティーク系の「木製」は反発が生まれないため仕事には不向き。目で見て楽しみ、所有して楽しむもの。

そーなると、座面がメッシュ素材でできてるワークチェア一択となる。


ワークチェアはピンキリで1万〜30万円くらいの開きがある。この価格差は気になるところ。何故にここまで価格に差があるのか猛烈に気になった。

気になりすぎて、100以上のワークチェアを試座して秘密を探ってみた。


ワークチェアの価格が高い理由


20万クラスのワークチェアと、安いワークチェアの圧倒的な違いは、個人の体型に合わせる為の、細部の可動性の豊富さと、パーツを構成してる素材の良さに尽きる。

  • 背面の角度調整ができる
  • 座面のテンションの調整ができる
  • 座面の位置がスライドする
  • 肘掛の高さの調整と横のスライド調整
  • 腰へのランバーサポートがついてる


とにかく動かせる箇所とバリエーションが豊富。小さい頃に遊んだ合体ロボットのように、ガチャガチャと色々動かせてカスタマイズ性が高いこと。

試座した当初は、「ちょっと調整できたくらいで、20万は高くね?」こう思ったが、今は、間違いなくそれだけの価値があると断言できる。

細かな調整と、可動性の豊富さこそが「腹圧」を高める秘訣であり、内臓の負担を減らし脳にエネルギーを送ることが可能になるからだ。

川瀬

特に、座面のテンションを好みに合わせてコントロールできること、背面の腰が当たる位置の調整が、集中力アップに猛烈に作用する

川瀬

お子様や受験生。ビジネスマンの方々、全ての人に言いたい

川瀬

少しの投資で仕事の生産性が上がり、学力が上がるのなら、通ってる塾のランニングコストを考えたら安い




姿勢と学力と子供達



集中力が足りない子供を見ると明らかで、とにかく姿勢が丸く悪い。

正しくは、姿勢が保てないから集中が保てない。というのが正しい。

特に学校の椅子が分かりやすく、上体を支えることができず机に持たれ掛かってしまい、脳への酸素供給が低下するという現象が学校ではおきている。

集中力がないから話を聞けないのではない。椅子が悪いから腹の力が落ちるから話が聞けない。

脳の原理原則として、酸素が減ると「脳疲労」を起こして、前頭葉の自制心を司るエリアのエネルギー量も同時に減少していまう。

「脳」はこれ以上疲れるのが嫌だから、身体は疲れてないのに疲れたとうい信号を送り動きに制限をかけようとする。


本当は身体は疲れてないのに、疲れたと錯覚させられてしまうのが「脳疲労」の厄介なところ。

つまり、脳が疲れると身体は無条件に疲労感を感じて、集中力が失われ思考力も落ちる。

これを解決してくれるのがワークチュアなのだ。

脳疲労の回復を邪魔するもの



「脳疲労」の最大の原因が、長時間の着座によって起きる酸欠が主な原因。

現代の仕事の多くは足を使わないことが多いことから「脳疲労」を感じている人は多い。


だからといって、仕事をしないわけにはいかないから、「腹圧を保持できる」ワークチェアを使用をお勧めする。


教育機関に従事する知人に聞くと、長時間椅子に座ってられない子供が増えてるらしい。そらそうだろう。 学校で使われてる硬い椅子に座っていたら集中もへったくれもない。

椅子は勉強や仕事をしてる時に自分を包んでくれる母親のような物で、いつも自分を応援してくれてる存在なのだから、そこをケチってはダメだ。

背中から腹圧を保ち、は背骨をがっちりサポートしてくれる、ランバーサポートが必要なのだ。



こいつの存在はすこぶるデカイ。


いい椅子を選ぶ基準


ある程度の価格帯になれば、これから話す基準はほぼほぼ網羅されているし、基準を満たさないものは仕事や勉強の椅子には向いていない。

・ランバーサポートが付いてる
・体圧分散のために背もたれが可動する
・肘掛がついてる
・昇降できる
・座って体が緊張しないもの(分かるまで訓練が必要かもしれない)


値段に限らず、椅子を購入するなら試坐をするべきで、椅子にも当然ながら氣があり、「私と椅子」の相性があるから氣の相性も探った方がいい。


そして、関西で最も多くワークチェアを置いているのは「大塚家具の南港ショールーム」。

価格帯を無視して大塚家具で試坐をしまくってきた。

僕が触りながら椅子を判断してる姿を異様に思ったらしく声をかけてきた。

大塚家具さん

どんな椅子をお探しですか?

川瀬

自分の氣の波長と合う物を探してるんですよ

大塚家具さん

氣ですか…

川瀬

触るだけで自分の筋肉が緊張する物もあるんで、一番ストレスないものを探してるんですよ


大塚家具さん

そんなこと触るだけで分かるんですか?

川瀬

やってみます?




触れながら物の良し悪しを判断する方法を、家具屋さんに伝授してる様子。

大塚家具さん

あ…分かってきかも。椅子でこんなこと考えたことなかったです。なんか楽しくなってきました



こんなやり取りを経て、トータル5時間くらいかけて、購入対象となる3つの椅子にたどりつきました。

ワークチェアの種類は数多くあり、王道と言われるブランド製品や無名の物もある。 ネット検索でヒットする製品は、ほぼ全て試座した。



集中力をアップさせる高級ワークチェア



ピックアップした3点を、エネルギーの流れと共に紹介したい。

ただ、悲しいのは。あれだけ検証を重ねたのに選んだ椅子は、ベタ過ぎるthe王道な結果になったのこと…



でも、いってみよう!!

  1. Herman Miller製(ハーマンミュラー)「アーロンチェア」
  2. Herman Miller製(ハーマンミュラー)「エンボディチェア」
  3. オカムラ製「Contessa Ⅱ (コンテッサ・セコンド)」



有名どころの高機能なワークチェアは他にも多数あるけれど、上記の3つ以外は選択肢に入れなくていい。というのが僕の結論。

試坐した中には、座りっぱなしの運動不足を解消を目的に、動ける椅子があったけど、もはやギャグにしか思えず、20万円する理由が全くわからない謎な椅子もあった。



用途によって選び分ける



椅子にもそれぞれ得意不得意があるから基準を持って選ぶべき。


・長時間ぶっ通しで働きまくる強者。

・仕事も映画もリモート通話したりと、色々な用途に使いたい人。

・リラックスを目的とする人。


椅子に求めることは個人それぞれでしょう。僕はとにかく生産性を高めるワークチェアを狙って選びました。

これから紹介する3つの椅子にはそれぞれ特徴があり用途も違うから、自分が使う用途に向いているかを見極めてもらいたい。



川瀬

僕は、長時間座っても腹圧を保ち、疲れが溜りにくくなる椅子。 そして、エネルギーが脳に行き届きやすいという判断基準で選んでいます。




①アーロンチェア


言わずと知れた、ワークチェア業界の王様。耐久力や保証の手厚さもあり、ワークチェアの草分け的な存在。座ると先ず感じるのは、宙に浮いてるかのような座面の高反発性が特徴。

座ると前に押し上げられて少し前傾姿勢になる。明らかにどの椅子よりも前のめりになるぞこれ。



アーロンチェアの最大の特徴は、座面に傾斜を生み出すことで、自然に前傾姿勢を作ってくれること

前傾姿勢になれば気分も前のめり。明らかに椅子から「仕事しろ」「勉強しろ」と、メッセージが伝わってくる。

ペリクリという素材を使っていて、横方向に合計8つのゾーンが設けられ、それぞれ異なる張力で座る人の身体にフィットして、快適な座り心地を出している。


前傾姿勢はキーボードが打ちやすいし、勉強をする際にもやる気が湧いてくる。クリエイターと呼ばれる方々の、憧れの椅子と呼ばれるのも頷ける一品。



集中状態に入るののに時間がかかる人、集中が途切れやすい人に、アーロンチェアをお勧めする。

瞬発力を出して3〜5時間くらいの時間を濃密にしたいなら最適。

アーロンチェアからは、「共に戦おうぞ」という意思を強く感じる。


不向きな人

自宅よりも職場や事務所で使うための椅子。 パソコンで映画鑑賞をしたり、椅子に座りながら読書を沢山する人には不向き。

8時間オーバーの長時間の執筆をする人には不向き。

休憩する椅子ではない。



【アーロンチェアによるエネルギーの流れ】



※僕は壊滅的に絵が下手です

胸から前にエネルギーが出る椅子。その後、エネルギーが下に流れるめ背面への還りが弱い。

エネルギーは一周してこそ意味があって、アーロンチェアは、下にエネルギーが溜まる傾向がある。

解決策は90分起きくらいに足を使う運動をすることがお勧めで、昇降運動やストレッチを入れた方が、より有効に使える代物。



王道というだけあって、迷ったらアーロンチェアでも良い。 平均点が高く優秀な存在であることは間違いない。しかも、正規店から買うと12年間の保証が付いてるのは驚き。

価格はタイプによってかなりばらつきがあるが、税込で19万円くらい。



②エンボディチェア



アーロンチェアの上位版の位置付けが、エンボディチェアーである。

この椅子の特徴は、何と言っても、背骨を支えるカーブを徹底的に追求した点。背面のゴツゴツした箇所に、ストレス軽減の力学の結晶がつまってる。

製品元が謳ってることだけど、「成人の98%以上の背中に合う」らしい。



とにかく調整できる箇所が多いのが特徴で、紹介する中で最も多機能。上手く調整して座れば、背中のホールド感は異次元レベル。

アーロンが前傾重視なら「エンボディは後傾重視」の形になっていて、座っている人の健康をどれよりも強く意識した製品。

背中を固定されてる感覚が強いため、腹圧が落ちてる人。筋力が弱くお腹がぽっこり出てる人には合う可能性が高い。「エンボディ」に座ることで、腰痛が改善されたという話を聞いたことがある。



川瀬

これは長時間座りやすい…


初見ではかなり感動した。もうこれでいいんじゃないか?とさえ思った。

ただですよ。 長時間座るためのワークチェアなのに、何で「ヘッドレスト」が無いのか。

これはかなりのマイナス点。

ヘッドレストは首を支えるパーツで、リラックスするには欠かせないもの。

あくまでHerman Miller製は戦う為のワークチェアを一貫して作っているように感じる。



そして、持参したノートパソコンを大塚家具で広げて、実際にタイピングをしてみた。


背もたれは抜群にいいのだけど、ホールド感が強すぎて、自由度が落ちて肩周りに微妙な筋肉の緊張を感じる…背面からのメッセージが強すぎる



最後は意味不明でしょうが、背面に感じる強さが最後までひっかかった。


ひたすらタイピングし続ける、同じ姿勢を固定する人に、合うワークチェアだと感じた。

不向きな人

背面のホールドに不自由性を感じる人。

筋力がそれなりにあって体感覚が敏感な人は動けないことにストレスを感じると思う。

集中が切れてもすぐに戻れる人は選ばない方がいいかも。




【エンボディーチェアによるエネルギーの流れ】

背面にエネルギーが集まる「形」をしている。背面の安定を重視してるから、脳へのエネルギーは強く流れるけれど、下方への循環が取りにくく肩こりが出る可能性が高い。

呼吸が浅くなりやすい椅子だから、一段落する度に深呼吸して、呼吸を使ってエネルギーを意識的に循環させてやると、より良い使い方ができるだろう。

価格は定価で23万くらい。



③Contessa Ⅱ (コンテッサ・セコンド)



最後は、日本製のオカムラのコンテッサ。




この椅子の特徴は、座面のメッシュ素材の反発性が素晴らしくいい。反発性があるのに柔らかいから身体への優しさではピカイチ。

何より「ヘッドレスト」がついてる。

背面のカーブの形状が素晴らしく、やや楕円になった背面がホールド感を生みフィットする。全身を覆われてる感覚があり、最もストレスを感じない。

あと、地味だけど、肘掛の素材が柔らかくて気持ちいい。こーゆーとこの細部が実は重要になる。

アメリカの機能重視ともいえるHerman Miller二つと比べると、前傾姿勢や後傾姿勢といった特徴はない。全てにおいてバランス感覚に優れていて日本製らしい商品。


川瀬

やべー、超ー迷う。快適なのはContessa Ⅱ。長時間仕事するなら「エンボディ」だし、集中して仕事を終わらせるなら「アーロン」だし…




ここでもノートパソコンを持ち出してタイピングしてみると、背中も安定しながら自由度もあって、実にやりやすい椅子でした。

どんなシーンで使うのか。自宅用なのか?事務所用なのか?これで選び方が全く変わってくる。


不向きな人

合わない人はいないんじゃないか?というくらいに万能。

仕事だけに使いたいのなら敢えて選ぶ必要はないかもしれない。

ネームバリューは、Herman Milleのアーロンチェアに劣る。



【Contessa Ⅱのエネルギーの流れ】




価格は19万くらい。


結論 ストレスを減らし回復機能が高い椅子




相当迷った末に選んだのは、「Contessa Ⅱ (コンテッサ・セコンド)」です。

決め手となったのは、自宅用であること。

仕事だけをするのではなく、動画も観るし、読書もするし、書き物もする。多岐の用途に適してることを考えると、集中力も高まり、リラックス性も抜群に高いことが理由です。

川瀬

あと、肘掛のクッション性が丁度いいし、「ヘッドレスト」は神ってる



やや楕円になった背面がホールド感を生み、適度な「腹圧」を作り、長時間座っていても本当に疲れがこないから、集中が保ちやすく、エネルギーの流れが最も自然でした。

背面をがっつり固定するエンボディチェアとの違いは、ランバーサポートで腰の一点を支え、メッシュ素材の反発性が背面全体で包んでくれるから、ストレスが少ない。

全体を固定されるよりも、ゆるく包んで欲しい人は、「Contessa Ⅱ」をお薦めしたい。脳への酸素供給という意味では最高の椅子だと思います。

淀みなくエネルギーが流れ”続ける”のは、「Contessa Ⅱ」であることは間違いない。


ただ、仕事オンリーの事務所で使う場合、他のことに氣を逸らしたくないなら、僕は「アーロンチェア」を購入しています。


まとめ



『椅子の形から生まれるエネルギーの流れ』は、多くの人に当てはまるから参考にしてもらいたい。

それに、20万もする買い物だから必ず試座をしてから購入を決めてほしい。

ただ、座って気持ちいがいいだけなら、クッション性に飛んだゲーミング用の椅子や、快適なソファーに座ればいい。

でも、それらは戦う為の椅子ではない。

地べたなら正座をすれば腹圧を保つことができるけど、長時間の姿勢維持は背面の支えがなければ困難になる。





その結果、戦う為には、「ワークチェア」が最も望ましいということになる。これは、勉強盛りな小中学生でも同じ。お受験に多額の資金を注入するのなら、学習環境にも気を配るべき。

年間の塾代と比べたら遥かに安いですもんね。

ここは書いてないですが、椅子と同じく机も大事。高さと広さ。椅子と机の相性もあるから複雑になるけど、机はとにかく大きい方がいい。視野の確保は脳の許容量と比例しますので。




そして、




自宅用には「Contessa Ⅱ」を買ったけども、もう一つの仕事場で、事務所には短期集型の「アーロンチェア」を導入しようと考えた。

そこで、ふと疑問がよぎる。

高くて良い物なのは当たり前。安くて良い物はないか?


この問いが生まれたことで、3万円以内で買える、最高の椅子探しが突如始まったのです。



続きはこちら→集中力を安い価格の椅子でアップする方法(ワークチェア編2)





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集中力を安い価格の椅子でアップする方法(ワークチェア編2)

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